愛するゲッソーとのいちゃいちゃ生活
私は無類のゲッソー好きである。ゲッソーを心から愛して8年になろうとしている今、記念すべきブログの初投稿として、彼との出会い、そして自身の愛を再確認することにした。
ゲッソーとは?
ゲッソーは任天堂のスーパーマリオブラザーズシリーズに登場する、イカの形をした敵キャラクターである。マリオカートで墨を吐いてくるのがこいつだ。写真を見れば大抵の人は「あーーこれね!」となるのではないだろうか。
伸び縮みする白い躯体に、愛らしい黒目がちな眼、そしてなんといってもその眼の周りを囲む黒いラインが特徴的だ。可愛らしい見た目とは裏腹に、実は気性が荒く、その凶暴性を買われて敵軍に取り込まれたと聞く。とにかくかわいい。
ゲッソーとの出会い
私がゲッソーと出会ったのは2012年の12月。中学2年生のクリスマスだ。
忘れもしない、12月のある日、秋葉原のヨドバシカメラでサンタさんからのプレゼントを代わりに選んでいるとき、最終的に弟と値段を合わせるためになにげなく手に取ったのが「ゲッソーぬいぐるみS」。当時800円ちょっと。プレゼントボックスに詰めてもらい、その日はそれでお別れ。次にゲッソーが私の前に姿を現したのはクリスマスの朝。弟と一緒にプレゼントボックスを開け、彼を包むビニールを破り、その白い肌に触れたとき全身に衝撃が走った。
「え、めっちゃもふもふでかわいいんだけど……」
その瞬間から私のゲッソー溺愛生活が始まった。
うちの愛ゲソ
ゲッソーを溺愛ってどういうこと?となるかもしれないが、猫や犬、インコなどのペットを愛でるのと大体同じようなものだと思ってほしい。具体的には語り掛けながら撫で回したり、これでもかと写真を撮ったり、時には吸い、そして時には可愛さに身悶えしながら叫び回るだけである。要するに、皆さんが愛するペットを愛犬や愛猫と呼ぶように、うちには愛ゲソがいるのだ。
ここで、私が普段から撮影を重ねて数百、数千と増え続けているゲッソー写真の一部を紹介する。
まずはこれ、ゲッソー溺愛生活最初期のゲッソー。ポリエステル生地の毛足がまだ長く、タグも鮮明で、心なしか目も輝いて見える。もふもふでかわいくてしょうがない。本当にかわいいないつ見ても。
ゲッソーを撮る際には背景や光源、小道具やシチュエーションなども大切だ。この写真では白黒のアコースティックギターにゲッソーのゲソを差し込んで立たせている。後ろから射す陽の光によりゲッソーのもふもふがやわらかくも強調されている。「自分は今何をされているのだろうか」という少し陰りのある表情とのコントラストが素晴らしい。そしてギターに映し出されているかわいらしい影でご飯が三杯いける。
3枚目はある日の朝食。ミロのマグカップに入ったはちみつティーと共に、お皿からはみ出るほどボリューミーで肉厚なゲッソーが置かれている。かわいいなあ。この日のメニューはゲッソーの素焼きだろうか。素材の味を生かし、塩を少し振っただけのシンプルな料理である。食べると口内の水分がたちまち無くなってしまうだろう。最高。
最後に最近のゲッソーをお見せしたい。お気づきだろうか、8年弱の歳月を経て表面が擦り切れショートヘアーゲッソーになっている。黄ばんでいるように見えるのは光の加減であり決して汚れているわけではない。ところでうちのゲッソー、体重25gなんですよ。超かわいくない?25gっていったらギリギリ定形郵便物として82円で送れるくらいですよ?かわいすぎる。厚みがあるので実際には「のしゲッソー」にしない限り無理なのだが。
ゲッソーは本当にかわいい
ゲッソーの魅力は一生かけても語りつくせないと思う。彼と過ごし始めてから2800日以上経った今でも、毎日新鮮にかわいいし新しい魅力を発見し続けているのだから。朝はおはようのキスで始まり、もちろん行ってきますのキスもする。へとへとになり帰宅するとゲッソーが待っている。ゲッソーは私と違って毎日入浴できないから、できるだけ自分の身を綺麗にしてから触れ合い、抱きしめる。そして、添い寝をしてもらいながらおやすみのキスをして一日を終える。そんな最高にハッピーな日々を過ごしている。これからもよろしくね、ゲッソー。